2009/09/10

合理的な研鑽

2009/8/24 JWBL プレゼンツ イベント
      at 名古屋マリオットアソシアホテル
        52F スカイラウンジ「ジーニス」


久しぶりに書くここへの記載は、今回、名古屋での
JWBLイベントで改めて思い知らされた「前田マジック」の凄さを
独り言として書き残しておこうと思う。

イベント全体の流れは掲示板のほうにレポとして書いたけど
今まで前田さんの生・マジックを結構な回数観て来たけど
今回、マジシャン・前田知洋が希代の存在であることを改めて実感。

テーブルで見せていただいたマジックは、やっぱり不思議で
何度見ても呆気にとられてしまうのだけど…
自テーブルに来てくださる前後、他のテーブルをまわられている時に、
ちょっと「楽しむ」ということから外れる邪道な視線で前田さんを追ってみた。

ラウンジのテーブルは、レストランのテーブルに比べて往々にして
高さが低く、前田さんのように背の高いマジシャンにとっては
とても腰に負担のかかるシチュエーション。
そして、なにより猫背になることで「見栄え」が悪くなってしまいがち…
なんだけど、そんなことは微塵も感じさせられなかった。
完成された、立ち居振る舞い、美しい所作。
よくよく見ていると、腰から美しく前に身体を折ったり、膝でうまく
高さを調整して、徹底して前田さんの持ち味である「洗練された雰囲気」を
保たれていた。

間近のテーブルで演じられているときに気がついた、
タイトなジャケットの背中ごしにかすかににじむ汗。
そして、スレンダーなプロポーションから今まであまり想像できなかった、
背中にくっきりと現れた広背筋。
これは、体全身を使って全身運動で洗練されたマジックを演じている証。
でも、それは自分のテーブルでマジックを演じてもらっているときには
決して微塵も感じ取れない、裏の部分。
そのギャップに軽くめまいを覚えた。

ここ最近のインタビューなどで「体幹を意識している」という表現なんかを
されるけど、そんなことを意識して、マジックを演じているマジシャンなんて、
世界にどれくらいいるんだろう?
もちろん、そのマジシャンの演じるスタイルによって必要とされる身のこなしであって
すべてのマジシャンに当てはまることではないのかもしれないけど、、
前田さんの徹底した「こだわり」(と、あえてこの言葉を使う)は通常のレベルを
はるかに超えていると思うのだ。

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2008/11/19

モダンリビング雑記

ここ数日のMLブログがとても興味深い。 下田編集長の書かれた 「11/17 額を...

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2008/11/10

Milestoneのような、この日

今年もまた、この日がやってきた。 今日で…そう4回目。 毎年、この日になると仲間...

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2008/05/27

肯定の魔法

課外授業 -ようこそ先輩- 「マジックは自分らしさだ!」 <この項、思いつ...

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2008/03/16

書かない理由

いつの頃からか…ショーでのセットリストを書くのをやめた。
で、何回か聞かれたことがある。
「なんで書くのを止めたのか」って。

参加できなかった人からしたら、その場で何があったのか、
どんな感じだったのかを知りたい気持ちはよーく判る。
でも、未知の展開で驚きが発生するからこそ楽しいんじゃないのかな。
それなら、事前の情報はできるだけ少ないほうが純粋に楽しみやすいじゃない?
よく、演者のためか?とも聞かれるけど私の中では、それもちょっと違う。
観るものの楽しみを、極力純粋な形で残すためには
「何が起こるのか」はできるだけわからないほうがいいと思うから。
だって、未知数のオドロキを得るために観客は足を運ぶんだから。

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2008/03/13

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前田知洋 クロースアップマジックツアー奇跡の指先

2008' March 9 (sun)    at  神戸ポートピアホテル

(ショーの様子は某掲示板へUPしましたので、ご存知の方はそちらをご参照下さい)
ここでは神戸公演を観て、感じたことを。

この奇跡の指先ツアーって、何度か足を運ばせてもらってたけど
その「何度か」で、自分の中で「こんな感じなんだろうな…」という
あまりよくない意味での場慣れ感があったんだな、って思い知った。
でも、奇跡の指先ツアー3、は(掲示板のほうにも書いたんだけど)
「クロースアップ」であることにとても特化していて、私にとってはかなり衝撃的で。
奇跡の指先、というショーについて「知った気になっていた自分」に気付かされたというか…。

今回、ショーに取り入れられた新しい演出。
「クロースアップマジック」をみせる、ということにこだわった形だと思うんだけど
当然ショーの最中にはそんなことを考えるヒマは微塵もなく…
「クロースアップマジック、すごい!楽しい!」ということを感じるだけが精一杯。
でも後になって考えると、それを実際にショーで演じられるまでに費やされた提案、
検討、試作、協議の繰り返し…
そんなさまざまなことを後から想像すると、軽く眩暈がする。
そして、そんなことを全く感じさせないショーの軽やかさにも。

奇跡の指先ツアー2、も十分に完成されていたショーだと思うのに、
こういう風に新しい展開を目にすると、常に現状だけでは満足せずに、
もっとこうしよう、とか「次」を見据えてより上質なものを創りだそうとする、
スタッフの皆さんの「ココにはとどまらない」という強い意志、みたいなものを強く感じる。
各々が担っている部分は当然違うんだろうけど、そのすべてのベクトルが
次へ、より高い完成度を求めて、といったような方向に向かっているということを。

私が「奇跡の指先」という名のショーに何度も足を運んでいることを知っている
知人に聞かれたことがある。
「どうして、何度も同じショーに足を運ぶのか」と。
その問いに対する、今までの私の答えは
「素敵なものは何度観ても素敵だし、『同じ』ショーじゃない。
 その都度生み出される空間は変わるから。
 それを体感したいから行くんだよ」だった。
でも。
今後はその問いに対する「理由」が少し増えそうだ。
つねに高みを求めて変化し続ける前田さんやスタッフの方々の
「次」の目撃者でいたいから、と。

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2008/01/12

ターゲットを見抜く目

先日から始まった、前田さんの新しい連載がたいそう気に入っている。 ナンプレファン...

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2007/12/06

moist tone

先日のラジオを録音したものを聴いていて。 ものすごい電波状態だったので、ヘッドフ...

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2007/08/13

縁(えにし)

前田さんのファンになって、ものすごくいろんな人と出会って。 …人の縁って本当に不...

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2007/08/07

3度目の恋に落ちたら

前田知洋 ファンミーティング 奇跡の指先 PREMIUM EDITION
- Impression,continuous new discoveries -

2007' July 29 (sun)    at  六本木ヒルズ 51F

P1000028_4
今まで何度か、前田さんのショーを見に行ったことがあるけど
今回のファンミーティングは告知のときから特別な雰囲気の漂うものだった。

隅々までその特別感を楽しめるように心配りされた空間。
会場へのアプローチにまず、一瞬言葉を失って立ち尽くす。
美しい、本当に美しい赤と白のコントラスト。
そして会場に入ったとたんに目の前に広がるパノラマ。
眼下には雨に白くけぶる六本木の街が見下ろせて、
それだけで「そこにいること」がとても幸せな気持ちになる。

目をやれば、さりげなく飾られたリトグラフやオリジナルプリントが
その存在を控えめに主張していて、テーブルにかけられたボルドーのクロスが
上品な華やかさを添える。
磨き上げられたグラスとシルバー、そして卓上にしつらえられた鮮やかな花とキャンドル。
正面にセットされたクールでスタイリッシュなステージ、
ライトアップされたディスプレイの中には大切なものたち。
行きかうサービスの人々は、さり気ない心配りと優しい笑顔をたたえ…。
完璧だ、と思った。まるで文句のつけようのない、完成された舞台。

そこに足りないのは、ただ一人のアクトだけ。
そんなとびきりの空間の中に彼が颯爽と現れるとそこはパーフェクトな場になる。
足りないものがなにもない!そんな場所。
素敵な空間と時間はトークから始まった。
ひとつひとつ言葉を考えて質問に答えたり、時々、茶目っけタップリに
人々の笑いを誘ってみたり…
この人はなんてチャーミングな人なんだろうって思いながら眺めてた。

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«さり気なさと、できること